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地元にファン多数!逸品そろいのパティスリー フランス風創作菓子 アルドゥール

フランス風創作菓子 アルドゥール

新しい情報を臆することなく取り入れ、チャレンジし続けたい

1992年創業のパティスリー。店名を冠した「グラン アルドゥール」(写真左手前・3,630円)は、クリームチーズとホワイトチョコのムースを、赤いチョコレートでコーティングした鮮やかな一品。その他マロンムースにりんごが入った「ポムマロン」(写真右手前・500円)、大人な味わいの「フィグショコラノワール」(写真右奥・500円)など、常時約30種類のケーキが並びます。その他焼き菓子やこれからの季節は生チョコ「ニュータウンの石畳」(小850円)もおすすめです。(価格はすべて税込み)

代表取締役
大原 浩行さん

真っ赤な両開きの扉がかわいらしい雰囲気

今年の4月にオープン30年目を迎える「アルドゥール」。「龍ケ崎でケーキといえばココ!」というファンも多い、地元で厚く支持される人気店です。オーナーの大原さんがパティシエを志したのは小学5年生の頃。当時人気だった、ケーキ屋さん一家を描いたドラマを見て、その幸せそうな家族像に憧れたのだそう。専門学校を卒業後、都内のフランス菓子店で修業。31歳の年に地元・龍ケ崎で長年の夢だった独立を果たします。

特別な日に食べたいホールケーキも充実

店名の「アルドゥール」は、フランス語で「情熱、熱意」の意味。当初は、修行先で学んだことに忠実に、伝統的なフランス菓子を作っていました。ですが、「なかなか売り上げが伸びなくて…。地域の人が求めるケーキとはどういうものかを、イチから考え直しました」と振り返ります。現在掲げているコンセプト「旬果集糖」は、そんな試行錯誤から誕生しました。ケーキを通じて季節の変化を感じてもらえるよう、旬のフルーツをふんだんに使い、ベースとなる食材にも工夫。目指す食感や味わいによって、小麦粉や油脂の種類・割合を変えるなど、一つ一つこだわりを持って仕上げています。また常にアンテナを張り、トレンドや最新技術をキャッチ。レシピの見直しにも余念がありません。「同じように作っても毎日少しずつ仕上がりが変わるのが、この仕事の大変なところであり、楽しいところでもある。常に工夫を重ねて『おいしさ』を追求したいですね」と、店名の通り熱い思いを抱く大原さん。

季節によって変わる店内の装飾にも注目を

長年の経験に加えて、日々アップデートされる知識…そんなベテランの英知が詰まった創作菓子だからこそ、今もなお多くの人を魅了し続けるのでしょう。この情熱を次世代に受け継ぐべく「今後は育成にも注力していきたい」とほほ笑みました。

ショーケースには色とりどりのケーキが並び目移りしてしまいそう。昨年末には低糖質のケーキも販売開始

現在パティシエ修行中!

大学卒業後、一度は一般企業に就職したもののパティシエの夢を諦め切れず、2年前に製菓の世界に飛び込んだ細川さん。「始めた当時は覚えることもたくさんで、とにかく精いっぱいでした。大原社長と一緒に厨房に立たせていただいていますが、親身な指導と理論的なアドバイスがとても勉強になります。知識の幅広さにも驚きますし、何よりハートが熱い!多くのことを吸収して、私も一日でも早く夢をかなえたいです」と意気込みます。

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