ワタシの街のレンタルオフィス Match-hako龍ケ崎

岩舘さんは10種目のスポーツとゴルフ教室を務めるスポーツトレーナー。岩舘さんがゴルフトレーナーに興味を持ったのは小学5年生の時。「当時指導を受けていたレッスンプロの先生に影響を受け、指導者になりたいと思うようになりました」と語ります。「同じくゴルフレッスンを受けていた人たちが、腰や肩を痛めてしまったり、体力など体がきつくなったりでやめてしまうのを目の当たりにし、体づくりをしながらいくつになってもゴルフを続けられないかと考えるようになりました」と振り返ります。高校はゴルフ部がある千葉県の学校に入学し、指導者の勉強をするために流通経済大学へ進学。将来、生涯スポーツとしてのゴルフレッスンを始めることが目標になりました。転機が訪れたのは大学在学中。学生トレーナーの育成をする部活（ライフセービングクラブコンディショニングチーム）に所属したことがきっかけでクラブ・ドラゴンズのマネージャーと知り合い、意気投合。卒業後は大学で学んだトレーナーの知識を生かし、クラブ・ドラゴンズのトレーナーとして働くことに。2022年からゴルフ教室も開講となり、将来の夢が叶いました。

「トレーナーとして多種目、多世代の人と関わり、一人ひとりの個性や特性を見たり、新しい発見があったり、自分が学んできたことを生かせていることが嬉しいです」と岩舘さん。入社してからの2年間を振り返り、トレーナーとして知識はあっても知らない種目や分野は必至で勉強してきたといいます。
「種目ごとに体の使いかたや、体への負担は違う。知識はあっても現場では役に立たなかったり、現場で初めて知ることが多かったりと、スポーツの“本質”を突き付けられました」と笑います。
今後の目標は、年齢や性別、障がいに関係なくゴルフを楽しめるスクールをつくること。「ゴルフは体幹をつくるのに適したスポーツ。障がいを持った子がゴルフをきっかけにスポーツに触れ、生活の中で出来ることが増えていったケースもあります。障がいがある、ないに関わらず、ひとり一人の個性や可能性を広げていきたいと思います」。明るい笑顔と和やかな雰囲気にも、熱い情熱を感じるまなざしで語ってくれました。