ワタシの街のレンタルオフィス Match-hako龍ケ崎

「将来、自分のお店を持つこと」が夢だった姉の利沙さんと妹の麻利菜さん。利沙さんはエステサロンで10年ほど美容と施術を学び、麻利菜さんは14年間、市内などの美容室で働いた後、2023年に店をオープンしました。「『お店を持ちたい』と強く思うようになったきっかけは、お客さん一人ひとりに、もっときちんと接したい。と思ったからです」と麻利菜さん。
それまで働いていた美容室では忙しかったこともあり、お客さんに対して流れ作業のように感じてしまうことが多かったそう。一人ひとりに丁寧にカウンセリングを行い、その人に合った髪型や髪色を提案したいと感じていたといいます。休みの日には介護デイサービスを訪問し、カットやパーマ、カラーリングを行っていました。「自分ではなかなかお店に行けない方々のために、訪問することでとても喜んでくれるのが嬉しく、やりがいがありました」。

利沙さんも介護美容ビューティタッチセラピストとして、デイサービスを訪問し、メイクやエステを行ってきました。どんなに歳を重ねても、キレイになることで元気になり、意欲が湧いていくことを実感したといいます。

麻利菜さんは美容学校に通っていたときから、「お店を持ちたい」と周りの人たちに話していたそう。「実際にオープンできたのは周りのみんながバックアップしてくれたおかげです」と嬉しそうに笑ってくれました。2022年に龍ケ崎市で開催した創業スクールを受講したことも、大きな学びになったいいます。
起業に興味のある方について、アドバイスを聞いたところ「迷っているならやってみては。やりたいことは声に出して、言葉にすることが大事」と、話してくれました。