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野菜からもらった感動を広く伝えたい しかくいやさい

しかくいやさい

<プロフィール>
1984年茨城県生まれ。結婚を機に龍ケ崎市に移住。デザイナーとしてアプリ開発などに従事していたが、農業に開眼。茨城県立農業大学校の短期講習を受講後、2015年に農家として独立。食への興味につなげ、感謝の気持ちを再認識するきっかけにと農業体験なども実施。

代表
いほり みかさん

野菜からもらった感動を広く伝えたい

牛久市の女化地区でネギ農家を営むいほりみかさん。「女化ねぎ」を育て出荷するだけでなく、コロナ前には農業体験会やイベントも精力的に行っていました。また、「農業歌手」の肩書で、歌を通じて農業の楽しさを伝える活動も。11月完成に向けて農業がテーマの絵本作りも進めています。
いほりさんの前職は、デザイナー。虫が大の苦手で、まさか農家になるとは思ってもみなかったのだそう。「夫が始めた家庭菜園を手伝ってみたら、自分の手で食物が育つということに改めて感動してしまって」。それから、近所の貸農園を利用し、野菜を育てるように。「家庭菜園を始めた頃にミニトマトの苗を育てたんですが、青空の下で赤く色づく姿、枝が折れても、また脇芽を伸ばして育とうとする力強さがいとおしくて。そうやって実ったミニトマトを食べたら、『太陽の味だ』って思ったんです」。自分が感じた喜びを多くの人に伝えるため、就農を決意します。

大きな夢を掲げてチャレンジし続ける

農家に縁もゆかりもないいほりさんにとって最大の課題は農地探し。知人に会うたびに畑を探している旨を伝え、時間があればバイクにまたがり、休耕地はないはと農家を訪ねて回りました。努力のかいあり、人づてで1反(約1000㎡)の畑を借りられることに。その地が「女化」。「女が化けるって、会社員から180度違う世界に飛び込んだ自分にぴったりですよね」と笑います。
ネギを中心に、今では10品目ほどを手掛け、今年からは移動販売もスタート。「ゆくゆくは加工品もやりたい」と意気込みます。目標は高く「村をつくること」。一粒のミニトマトから始まった夢を大きな実りにーーいほりさんの挑戦は続きます。

いほりさんの1日(※夏季)

4:30
起床

5:30
涼しいうちに畑で作業。除草作業や種まき、収穫など。納品のために車を走らせる日も。

12:00
帰宅。夫自慢のスパイスカレーで昼食
畑で取れた色とりどりの野菜が映える!

13:00
自宅で休憩。愛犬と遊ぶなどリラックスタイム

14:00
畑でのイベント企画

15:00
再び畑へ

18:00
帰宅。シャワーを浴びてビールで乾杯!

22:00
就寝

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