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本格韓国料理が龍ケ崎で味わえる! 韓国料理屋 ハンアリ

韓国料理屋 ハンアリ

日本で韓国の味を生む『ハンアリ』のような存在になりたい

「本場の味」にこだわる韓国料理店。ビビンバ(ランチ900円)や、甘辛味の鶏肉を野菜と一緒に炒め合わせ、チーズを絡めて食べるチーズタッカルビ(2人前2,600円)など、日本でも人気が高い定番メニューはもちろん、辛さが癖になるタコ炒め(850円)やつぶ貝の和え物(1,900円)といった本場のメニューもお薦めです。野菜はほぼ全てが自家栽培で、味の決め手となる唐辛子は韓国から高品質のものを取り寄せるなど素材も厳選!(価格は全て税込み)

代表取締役
李 敏鏮さん

「日本にいながら本場の味が楽しめる」と地元だけでなく、県内各所からファンが集まる「ハンアリ」。オーナーの李敏鏮(イ・ミンヨン)さんは、5年ほど前までは故郷の韓国で農業を営んでいました。もちろん当時は、日本でお店を開くとは思ってもいなかったそうです。来日のきっかけは、流通経済大学ラグビー部の監督に、日本で韓国料理店をやってみないか、と声を掛けられたことでした。実は日本で暮らす李さんのおいは流経大ラグビー部のヘッドコーチだったのです。韓国に行くたび、李さん夫婦のおいしい料理でもてなされていた監督は、「この味は日本でも絶対受け入れられる!」と確信。最初は驚いた李さんでしたが、何度か日本を訪れるうちに決意が固まり、2016年に夫婦で日本に移住。

席の間隔がゆったりとした店内は居心地がよく、つい長居してしまいそう

ビザ取得などの手続きに戸惑ったり、店舗が見つからなかったり…。初めは苦労の連続でしたが、手を差し伸べてくれたのは、やはり流経大ラグビー部の監督ら。「見知らぬ国で応援してくれる人がいるのは、とても心強かった。恩をお返ししなければと、お店を開く励みになりました」と振り返ります。現在は店の近くに畑を借り、お店経営の傍ら農業にも励む毎日。ランチとディナーの間や休みの日など、空いた時間はほぼ畑で過ごす李さんですが、「自身の手で育てた野菜が、お店でおいしい料理に生まれ変わり、お客様を笑顔にする…。そのことにやりがいを感じています」と忙しさを物ともしません。

韓国でキムチを仕込む様子を掲示。お店でも、年末に1年分のキムチを仕込むのが恒例です

店名の「ハンアリ」は韓国語で「つぼ」の意味。韓国ではキムチをはじめ、保存食をつぼに入れて貯蔵する習慣がかつてあったのだそうです。「『ハンアリ』は韓国の味を生むもの。私たちもより多くの人に韓国料理のおいしさを伝えていきたい」と意気込みます。

6年間土の中で寝かせた高麗人参を漬けた酒。10年前に仕込んだもので韓国から持ってきた宝物

家族連れが多いことから、キッズスペースも用意

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