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涼をいただく季節の和菓子 山本屋菓子店

山本屋菓子店

仕事は真面目に丁寧に

龍ケ崎で4代続く老舗。シベリヤ、茶まんじゅう、白まんじゅうはお店の伝統を受け継いだ看板商品。和菓子に加え、4代目の店主が始めたミニポテトやサブレなどの商品も好評です。 【写真のお菓子】 くずバー(みかん、ミックス(もも&パイナップル)、はちみつレモン、いちご)(各200円)、水まんじゅう(130円)、水ようかん(130円)、レモンティ(130円)(※価格はすべて税込み)

4代目
菅沢 英治さん

創業90年以上、地域に愛され続ける山本屋菓子店は、季節ごとに趣向を凝らした商品が評判の老舗です。
これからの季節におすすめの「くずバー」は、くずにフルーツを入れて冷やし固めた一品で、溶けても液状にならず「溶けないアイスバー」と大好評。凍っている時はシャリシャリと歯応えが良く、凍ったくずが溶けるとぷるぷる、もちもちとした食感に。凍らせても冷やしても楽しめる美味しさです。
30種類以上のお菓子が並ぶ店内。
洋菓子を始めたのは4代目の英治さんから。英治さんは大学生の頃、「家業を継ごう」と決意。都内の菓子店で修行を積みました。修行したお店の社長は厳しい人でしたが、15人もの従業員の賄いを作ってくれたという、思いやりのある人だったとか。
地元に帰り、3代目とお店で働くことになった英治さんは、修行店で教わった商品をアレンジして店のメニューに取り入れているそうです。人気商品のやくしサブレは洋菓子のチーフから教わったレシピをもとに作っているとか。
ぷるぷるとした水ようかんは、お口の中でとろける美味しさ!
地元の消防団での活動など、地域の人たちにも愛される英治さんは、「仕事は真面目に丁寧に」と話します。「お菓子一つ一つが、偏りがないように丁寧に向き合うことが大切です」。と英治さん。商品ひとつひとつからも、お菓子への情熱が伝わってくるようでした。

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