行政書士 塚本事務所
幼稚園教諭や市役所職員の経歴を持つ行政書士の塚本京子さん。三つの職業に共通するのは「社会が良い方向に進むための歯車になりたい」という自身の思いです。 もともと自然や虫、動物や小さい子どもが大好きだった塚本さんは、短大卒業後、市内の幼稚園に2年間勤務しました。子どもたちと接する中で、よりたくさんの人のために尽くしたいという気持ちが芽生え、一念発起。市役所に勤め地域のため、忙しくも充実した日々を送っていました。 しかし、2011年の東日本大震災で転機が訪れます。災害当時、市民の安全確保を最優先に働きましたが、自身の家族のケアを思うようにできないというジレンマに陥りました。「家族や仕事への向き合い方を考えるようになりました」 自分はどんな人生を送りたいのか―。じっくりと考えた末に退所を決意。20年3月、長い公務員人生に終止符を打ちます。
- Vol.34掲載
mind plus
昨年末にオープンしたプライベート感あふれるエステティックサロン「mind plus」。白と茶を基調とした室内は、友人の家に遊びに来たような気分で、ついリラックスしてしまいます。お店の売りは、龍ケ崎では珍しい韓国式の美容法「コルギ」。顔を中心に、骨と筋肉に圧力をかけて血流を良くし、リンパの流れを促進。施術後すぐに小顔効果が感じられると評判だそう。 オーナーの飯田佳那子さんは、きゃしゃな見た目からは想像できませんが、小学生の頃から人より握力が強く、母親や担任の先生の肩もみをよくしていました。「上手だね、とか、すごく楽になったよ、とか言ってもらえるのがうれしくて、人を癒やすことが好きになりました」 新卒で「TBC」に就職。当時よく任されたのは、ボディーの揉みほぐしでした。「リンパの流れに沿って体をもみ、老廃物を取り除く助けをするのですが、人それぞれ筋肉の付き方や骨格は違うもの。その方に合わせて、もみ出す場所や手の動きを変えていました」
- Vol.31掲載